2019年 05月 23日
■急に被害者面されても
なんかね、、ファーウェイの件。
こう言っちゃなんですが、政治を理由に外国企業に圧力を掛け続けている中国が
「市場の開放性と公正な競争が必要」
「企業に公平な競争の市場環境を提供するよう希望する」
「アメリカは政治的な手段で中国企業の正常な経営を抑圧しており、断固反対する」
とか言い出しているのがおかしくてね。
今まで散々好き勝手やってきたことの報いでもあると思うのですよ。
まぁ、それは現在も進行形なんですけど(^^;
いざ自分が守る側に入ったとたんに大騒ぎしてもさ、、。
「お前が言うなよ」
としか。
ファーウェイという一企業が標的になっていることは少しだけ気の毒だと思う面もありますが、イランに通信機器を輸出していないと言いながらも、実際は香港にペーパーカンパニーを作って迂回輸出していたりね、、自業自得ですよ(^^;
今までのように「嘘をつけば逃れられる」という状況ではないわけです。もちろん大風呂敷を広げてハッタリを言って乗り切れる状況でもないと思います。
「我々はこんな時のために独自OSの開発を16年前(2003年)から進めていた」
という話が今回一番面白かったです。 そう言えば中華OSの話も有りましたっけ。この発言がなければ思い出せませんでしたよ。完全に忘れていました。 確か、最初にそれを見た時はジオシティーでHPを公開していたので「中華OSの開発よりも、まずは Windows の海賊版をどうにかしてくれ」と日記に書いた記憶もよみがえって来ました(笑
仮に、本当にきちんと動く独自OSを作っていて、それをアンドロイドの代わりとして公開したとしましょうか。 でも、それが今「どれだけの消費者から支持が得られるのか」という問題は気付かないフリでしょうか?(ちなみに2014年に公開した中国の独自OS「COS」の評判は散々でした)
それとも毎度やっているように今回も中国国内で「アンドロイド禁止令」でも出しますか? Google を追い出して百度を、Twitter や Facebook を規制して微博を、Youtube を遮断して優酷を始めとした動画サイトを成長させたのと同様に、、。
とは言え、今回の件は海外における影響の方が格段に大きいので、もたもたしていたら「ファーウェイ?そんな企業もあったね」という話になっていそうな気もしますが、、。
困った時ほど嘘をついて大風呂敷を広げるのが中国式。
さて、、今回の「落としどころ」はどうなりますかね。
by champlus
| 2019-05-23 09:39
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