2019年 10月 21日
■紅緑灯が青すぎる
■緑なのに「青信号」日本だけ 訪日客戸惑う交通ルール
NIKKEIプラス
「青信号って緑色だよね?」
こう感じたことはないだろうか。記者(36)もそんな一人。長年の疑問を解き明かしていくと、国内外の交通ルールの違いも浮き彫りになってきた。
それもそのはず。国際標準化団体の国際照明委員会(CIE)は道路上の信号機の灯火を識別しやすい赤、黄、緑の3色と規定する。海外では「グリーンシグナル」と呼ぶ。やはり緑色だ。道案内などで外国人観光客に「ブルーシグナル」と言っても、すんなりとは通じないようだ。
大先輩のミスを指摘されたようで決まりが悪い。でも、なぜそんな間違いをしたのだろう? 「語呂が良かったのもあります。そもそも日本人は青色に非常になじみがあるので、仕方ないかもしれませんね」と栗木さん。
栗木さんによると、古代の日本にあった色の概念は赤、白、青、黒の4種類のみだったという。果物や動物など食べられるものは「赤」、その背景の山々などは「青」と広範囲の色をカバーしていたとみられる。
言われてみれば現代でも緑色の物体を青と表現することもある。「新緑の青葉」や「青りんご」は古代の名残か。信号機も日本は世界で最も青に近い緑を採用し、海外製とは微妙に発色が異なるという。
10/20(日) 17:12
(どうしても青色に見えるのだけど、、、)
中国に来てすぐ感じたことは逆でして、中国では信号のことを「紅緑灯」と呼ぶのですが、使われている色は【赤、黄、青】なんですよね。それなのに紅"緑"灯と呼ぶのはなぜなのか、嫁や社員に訊いてみましたが、皆からは「わからない」と言われました。
全ての信号機が青というわけではなくて、言葉の通り緑色の信号機も見掛けます。ただ個人的には青色が多いような気が、、もしかしたら緑のLEDになにか問題があるのかとも思いましたが、最近敷設された信号機も、やはり「緑」ではなく「青」なので何か理由があるのでしょう。
イラストで描いた場合は緑色で表現されることが多いようです。実際は青色なのにイラストでは緑色、、というところも謎ですね(笑
(自転車とバイク用の信号。これを「緑色」だと言い張られても、、)
青い信号を「紅緑灯」と呼ぶ中国の人たちから「日本人は色盲なのか?」と言われるのは心外で忘れられなかったので、昨年の記事を改めて確認してみました(笑
NIKKEIプラス
「青信号って緑色だよね?」
こう感じたことはないだろうか。記者(36)もそんな一人。長年の疑問を解き明かしていくと、国内外の交通ルールの違いも浮き彫りになってきた。
9月下旬、横浜市鶴見区の京三製作所を訪ねた。道路、鉄道の信号機の製造・販売の業界大手。交通機器事業部の真鍋文夫技術部長によると、最新式の信号機は発光ダイオード(LED)を使用している。光の波長の長短で色を変え、青信号は最も短い波長で表現しているという。幅約1メートル、縦約40センチ。これほど近くで見たのは初めてだが、やはり緑色に見える。
なぜ日本だけ「青」信号と呼ぶのか。東北大学電気通信研究所の栗木一郎准教授によると、信号機の導入は1930年。新聞各社が緑信号を「青信号」と誤って報道し、定着したという説が有力になっている。法令上も47年に「緑色信号」から青信号に改められたという。
栗木さんによると、古代の日本にあった色の概念は赤、白、青、黒の4種類のみだったという。果物や動物など食べられるものは「赤」、その背景の山々などは「青」と広範囲の色をカバーしていたとみられる。
言われてみれば現代でも緑色の物体を青と表現することもある。「新緑の青葉」や「青りんご」は古代の名残か。信号機も日本は世界で最も青に近い緑を採用し、海外製とは微妙に発色が異なるという。
10/20(日) 17:12
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中国に来てすぐ感じたことは逆でして、中国では信号のことを「紅緑灯」と呼ぶのですが、使われている色は【赤、黄、青】なんですよね。それなのに紅"緑"灯と呼ぶのはなぜなのか、嫁や社員に訊いてみましたが、皆からは「わからない」と言われました。
全ての信号機が青というわけではなくて、言葉の通り緑色の信号機も見掛けます。ただ個人的には青色が多いような気が、、もしかしたら緑のLEDになにか問題があるのかとも思いましたが、最近敷設された信号機も、やはり「緑」ではなく「青」なので何か理由があるのでしょう。
イラストで描いた場合は緑色で表現されることが多いようです。実際は青色なのにイラストでは緑色、、というところも謎ですね(笑
ちなみに、この話題は2018年の3月28日に「日本人は色盲なのか? なぜ「緑」の信号を「青」と呼ぶのか」というサーチナの記事で扱われています。「黒、白、赤、青」の件や「青りんご」の例えなどもそのままです。
青い信号を「紅緑灯」と呼ぶ中国の人たちから「日本人は色盲なのか?」と言われるのは心外で忘れられなかったので、昨年の記事を改めて確認してみました(笑
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ないと
at 2019-11-04 11:26
x
補足:
昔の信号は今よりもより緑色に近い色でした。
なんつーか・・・青緑色って感じですかね。ただ、青信号と言う言葉が定着し、
それに伴いだんだん青の方へ色を変えていき、その後法令も青信号に書き換えられたのはご指摘の通り。
昔の信号は今よりもより緑色に近い色でした。
なんつーか・・・青緑色って感じですかね。ただ、青信号と言う言葉が定着し、
それに伴いだんだん青の方へ色を変えていき、その後法令も青信号に書き換えられたのはご指摘の通り。
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champlus at 2019-11-09 17:11
一応、次の日記で補足しているのですが、日本も中国も以前は「緑」だったんですよね。その名残で中国では信号機のことを「紅緑灯」と呼びます。
色が青に変化していったのは、赤と緑の識別が難しい方々への配慮で、それを踏まえると緑ではなく「青」にすることが望ましいようです。
日本で青信号と呼ぶのも、その結果だと思います。 中国でも近年は青い信号が増えて来ました。それでもなお「紅緑灯」と言い張るのは頭が固いな、、と思いますが、すでに紅緑灯で浸透しているので、今更呼び方を変えることが出来ないのでしょう。
まぁ、車のことを汽車と呼んだり、電車を火車と呼ぶのも昔の名残が抜けないからなので、中国では今後も「緑だ」と言い張ると思います。それがどんなに青かったとしても(笑
色が青に変化していったのは、赤と緑の識別が難しい方々への配慮で、それを踏まえると緑ではなく「青」にすることが望ましいようです。
日本で青信号と呼ぶのも、その結果だと思います。 中国でも近年は青い信号が増えて来ました。それでもなお「紅緑灯」と言い張るのは頭が固いな、、と思いますが、すでに紅緑灯で浸透しているので、今更呼び方を変えることが出来ないのでしょう。
まぁ、車のことを汽車と呼んだり、電車を火車と呼ぶのも昔の名残が抜けないからなので、中国では今後も「緑だ」と言い張ると思います。それがどんなに青かったとしても(笑
by champlus
| 2019-10-21 00:42
| 中国 (107) New
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