■ 【パズル】 4話
自分は推理小説が好きなワケでも、好んで読むワケでも有りません。しかしそれでも先の読めてしまう展開で、作り手側は先を読ませまいと遠回りしたりするのですが、ソコで少々強引な話の流れになってしまい、結果的に 『よく判らない話だったなぁ、、、』 と言う印象が残ってしまいます。
コンクールでグランプリを獲得した作品の出来がイマイチなトコロから疑問が募り、謎の中国人や白人さんの登場で拍車が掛かります。遺体を運ぶシーンがTVに映るようなコトは生放送でも無ければ滅多に無いコトだと思うし、生放送にするのなら、例えば外国の大使館員なんかが一枚噛んでいて、ある程度大きなニュースにするとかしないと説得力に欠けると思います。
白人さんが自分から日本語を話し始めるなら、それなりの下心を見せるとかしないと、コレまたダメですよね。ただ単にダイイングメッセージを残す為の伏線として暴露するのには強引さを感じました。なぜ離れの小屋を探索しなくてはいけなかったのか、助監督との会話のやり取りは何だったのか、イロイロと謎が残ったままです。
このドラマを、どの視点で見るかによって評価も大きく変わると思います。謎解きやサスペンスとして見るのではなく、石原さとみさんが主演だと言う視点だけで見れば、かなり良いドラマだと思います。前者の目線で見た場合は、かなり厳しい評価をせざる得ないですけどね、、、。
