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2019年 04月 28日 ( 1 )

■文化の勝ち負け

■中国のアニメ・漫画はいつになったら日本を超えるのか?
 レコチャ

2019年4月25日、重慶晨報は、「中国のアニメ・漫画はいつになったら日本を超えるのか?」と題する記事を掲載した。

記事は、「アニメ・漫画は、通常ユーモアや冗談の方法で主な意味を伝え、普通は非常に分かりやすく、多くの人が楽しむことができるため、商業的な価値が非常に高い。制作過程は非常に煩雑ではあるが、完成品の市場は幅広い」と紹介。「人類の発展の歴史を見ると、アニメ・漫画は文化や文明を明らかに示すものとなっており、人類の優秀な精神の質を反映している」と論じた。

その上で、「現在では、日本と米国のアニメ・漫画がトップクラスである」と分析。日本はアニメ・漫画の種類が非常に多く、米国にはディズニーの「くまのプーさん」や「バンビ」などの著名な作品があると紹介したが、「日本のアニメ・漫画の方が突出している。アニメ・漫画は、日本民族独特の文化伝達方法となった」と分析した。

記事によると、アニメ・漫画は中国でも非常に流行しており、主流文化になりつつあるという。しかし、「わが国のアニメ・漫画のレベルは日本とまだ比較的大きな差がある。われわれは日本からアニメ・漫画の神髄を学んで、徐々にわれわれ自身に属する高品質な作品を作り出す必要がある。わが国のアニメ・漫画は、ストーリー展開とアニメーションの効果の面で発展できるようさらなる努力を払い、日本と米国の制作方法から学ぶべきだ」と記事は論じた。

最後に記事は、「より良いアニメが上映され、わが国のアニメ・漫画がより高いレベルへと上がっていくことを期待している。その時には、アニメ・漫画愛好者は、外国人に対して『これがわれわれ中国のアニメ・漫画だ!』と誇らしげに言うことができるだろう。そして外国で中国アニメが流行するようになっているに違いない」と結んだ。

(翻訳・編集/山中) 2019年4月28日 00:20


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「いつになったら日本を超えるのか?」

という問いについて中国式で答えるなら、すでに日本のアニメを超えていると言って良いと思います。 なぜなら「数だけは多いので」(笑 中国の主張する高速鉄道と同じですね。

「線路の敷設距離=俺たち世界一」

という考え方みたいですし。


でもアニメに関しては、そう思っていないようで。 では何をもって「日本を超える」ということになるのか。 それは彼らが「日本のアニメを超えた」と言い出した時が、その時なのでしょうけど、我々日本人には判断出来ないことだと思います。

なぜなら日本では「勝った」とか「負けた」という意識の中でアニメを作っているわけではないですし、個人的に文化とは「勝ち負け」の話ではないと思っています。

でも、まぁ、、とりあえず、まずは世界中の誰もが知っているような作品を1本作ってみることから始めてみては如何でしょうか? 韓国はダメでしたけどね。たぶん中国なら出来ると思います。



中国の問題点としては、政府による規制が多く自由な発想での作品作りが出来ないことが挙げられると思います。アレもダメ。コレもダメ。しかも「ダメ」と言われるのは作品が出来上がってからなので、制作段階で現場が萎縮してしまうんですよね。

「コレはダメだと言われるんじゃないか?」
「これをやったら規制対象になるんじゃないか?」

少し前の抗日ドラマなんかもそうですが、政府の規制が入ってからは当たり障りのない作品が出来てしまって、素手で日本兵を叩き割ったり、空高くジャンプして着地の衝撃派で日本兵を消し飛ばすみたいなシーン満載の面白作品は消えてしまいました。 もし規制に引っ掛かるような作品を作れば、丸ごとお蔵入りですから(^^;

結果的に「子供向け」もしくは当たり障りのない「既存作品のアレンジ(西遊記など)」が多く作られるようになります。 または偽ウルトラマンのようなパクリ作品ですかね(笑



あとは制作現場にも問題があります。

中国の方々は集団で動くことが苦手なのか個人プレーに走る人が多いんですよね。 何かで少しでも評価されると「俺は凄いんだ」と勘違いして、すぐ独立しようとしたり、他の会社に自分を高く売り込んだり。 酷い場合は他の社員も引き抜いて一緒に出て行き、行った先で話が変わって路頭に迷う、、みたいな。

そう言った流れは米国やその他の国でもあるとは思います。特に米国のアニメーターは自分を高く売り込んで作品単位で契約するのは当たり前ですし。 ただ、そういう人たちは実力と実績があるんですよね。 チームとして最高の作品を作り、そして自己の評価も上げる。だから次の仕事に繋がるわけで。

中国みたいに「俺最強」の自己中の集まりでは、なかなか思うように作品作りが出来ない、、という辺りが制作現場の問題点になると思います。 よほどカリスマ性のある主導者(社長や監督など)がいないと、まずまとまりません。

個人が結果を強く求めすぎるあまり、過程がおろそかになるという本末転倒な、、。



ここまで読んで頂いた方々に勘違いして欲しくないのですが「日本の制作現場には問題がない」と言っているわけではありません。 おそらく中国の現場以上に問題は多いと思います。 

特に待遇や金銭面での問題は30年以上も前から問題が表面化しているのに、特に有効な打開策が見いだせないままという(^^; そこに付け込んで、中国資本のアニメ会社が日本人アニメーターを囲いに掛かっているのですが、まだそういうことは一般の方々には認知されていないのかもしれませんね。

このままでは優秀な人材から引き抜かれ、日本のアニメは衰退へと向かってしまうと思うのですが、、。

そういう積み重ねが、後々、中国に「勝った!」と言わせる結果に繋がってしまうのかもしれません。



まぁ、中国に身を置いて アニメを生業としている自分が言うのも変な話なんですけどね(笑

by champlus | 2019-04-28 10:44 | 寝言 (214) New | Comments(0)

中華人民共和国在住の日本人ダメ絵描きです(・∀・)


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